デジタル時代においては、会社、地縁、オンラインといった場(メディア)の形式を問わず「開かれた(流動性のある)コミュニティ」のあり方が重要と考えられます。今回のワークショップでは、ゲスト講師に竹村幸祐氏(滋賀大学経済学部・教授/社会心理学・文化心理学)を迎えてコミュニティと幸福感についてお話いただく他、船瀬新王(名工大情報工学専攻・知能情報分野 准教授/医用生体工学)より脳から見た幸福度・信頼関係について話題提供をし、これからのあるべきコミュニティ(コミュニティ・ウェルビーイング)創成について考えます。
<概要>
2022年1月12日(水)18:30-20:10
オンライン(※アクセス方法は下記参照)
<流れ>
1)はじめに
・センター長あいさつ:白松俊(センター長/情報工学)
・テーマ解題:小田亮(副センター長/比較行動学)=コミュニティを巡る人間と関係
2)講演
①地域コミュニティのしがらみ・幸福感・流動性 竹村幸祐氏(滋賀大学経済学部・教授)
②ヒトや人々のこころの中を見える化する 船瀬新王氏(名古屋工業大学・准教授)
3)クロストークおよび質疑
4)まとめ 秀島栄三(都市基盤計画)
※ファシリテータ 三矢勝司(まちづくり)
<スピーカー①>
竹村 幸祐(たけむら こうすけ)
/滋賀大学経済学部・教授。専門は社会心理学・文化心理学。北海道大学大で博士号取得後、京都大学とブリティッシュコロンビア大学での勤務を経て、滋賀大学に着任。心理学の実験・調査などの方法でデータを収集し、国際比較(例えば、日本人とアメリカ人の比較)やコミュニティ間比較(例えば、農村と都市の比較)を通じて、人間の協力行動・信頼・規範などのメカニズムを研究している。
<スピーカー②>
船瀬 新王(ふなせ あらお)
/名古屋工業大学大学院・准教授。専門は生体情報処理、神経科学、脳科学、認知心理学。名古屋大学博士後期課程修了後、名古屋工業大学に着任。その間、理化学研究所脳科学総合研究センターの非常勤研究員を兼ねる。脳科学の知識を工学に応用にする研究に従事。その中で脳波やfMRI、脈波のデータからヒトの感情・疲労、ヒトの感じている難易度等のヒトの内部状態の可視化する研究を行っている。
■主催 名古屋工業大学コミュニティ創成教育研究センター
□共催 知能情報分野 白松研究室
■参加方法
:下記書式にて必要事項を記載の上お申し込みください(1/10締切)。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_NNKUpPLbSsagthhkQyYG2Q
※準備の都合上、事前申し込みにご協力ください。
【問合せ】community-c@lab-ml.web.nitech.ac.jp
※いただいた個人情報は、コミュニティ創成教育研究センターの情報提供に使わせていただきます。